かぎ針編みで細編みをするときに
針を刺す場所によって
目が揃わなかったり
糸を傷めてしまうことがあります。
それらを回避し、
きれいに編むコツを見つけました。
かぎ針編みに慣れている方には
ごくごく普通のことかもしれませんが、
私は今回、コットンラフィアという
糸の傷みや不揃いがわかりやすい糸を使って
発見することができまして。
私は棒針編みが多めでかぎ針率が低く、
おそらく次回には忘れていそうなので、
今後の忘備録です。
コットンラフィアの帽子を編み中
![コットンラフィア(オートミール)](https://www.itowokasi.net/wp-content/uploads/2019/07/cottonraffia-300x225.jpg)
コットンラフィアという
コットンでできていながら
編むとラフィアかのように見え、
コットンなので洗えるし、
素材が均一で扱いやすく、
軽くて編みやすいという糸があります。
⇒ コットンラフィアの通販ショップ
私は現在、コットンラフィアの
麦わら帽子のキットを手に入れ、
ヘレンカミンスキー風の帽子を編んでいます。
かぎ針編みで糸を痛める
コットンラフィアはコットンらしからぬ
ビニールのようなツヤと透け感があり、
触るとサラサラとした音までします。
![コットンラフィア(テープ状の糸)](https://www.itowokasi.net/wp-content/uploads/2019/07/cottonraffia2-300x225.jpg)
この素材は、グシャッと糸状に
固まっていると丈夫ですが、
広げてヒラヒラだと裂けるチーズのように
簡単に縦に裂けてしまいます。
裂けるとどうなるかというと、
その部分が切れます。
その無残な姿がこちら。
![細編みをきれいに編むコツ](https://www.itowokasi.net/wp-content/uploads/2019/07/howtocrochet1-300x225.jpg)
(撮影の腕が悪くてピントがあってないw)
アホ毛のようにツンツンと
切れたコットンラフィアが
立ち上がっています。
この印をつけた部分は
特に私がコットンラフィアにかぎ針を
ブチブチ刺しまくり切りまくってしまっていて、
アホ毛が生え揃い、
そもそも毛羽立っている
素材かのようになっていますが、
コットンラフィアはツルツル素材で
毛羽は一切ありません。
アホ毛があると、
自然素材のように見えるコットンラフィアが
さらに本物のラフィアっぽく見え..なくもないですが、
おそらく糸が弱くなるでしょうし、
こんな捨て身の演出は不要です。
細編みの目が揃わない
さらにです。
![細編みをきれいに編むコツ](https://www.itowokasi.net/wp-content/uploads/2019/07/howtocrochet2-300x225.jpg)
帽子のトップの円形部分なんですが、
目が不揃いです。
細編みであみぐるみなどを編んでいる
編みぐるまーさんの作品を見ると
見事なまでにピシーッと目が揃っていて、
かぎ針編みが上手な方は、
こんな風に不揃いにはならないのです。
帽子のトップの円形に編む部分は
増し目があったりして
ちょっと難しいこともありますが、
それにしてもアハハハノヽノヽノヽノ\/\
ところがですよ。
ちょっとこれを見てみてください。
![細編みをきれいに編むコツ](https://www.itowokasi.net/wp-content/uploads/2019/07/howtocrochet3-300x225.jpg)
帽子の横の立ち上がりの
クラウンの部分に来た時に
気が付いたことがあって
編み方を変えてみたところ、
編み目が揃ってきて
ちょっとマシになっているのです。
(あくまで当社比)
さらにアホ毛が皆無になっています。
細編みをきれいに編むコツを発見
その違いがでた編み方ですが、
かぎ針を刺す場所を間違えていた模様なのです。
![細編みをきれいに編むコツ](https://www.itowokasi.net/wp-content/uploads/2019/07/howtocrochet5-300x225.jpg)
かぎ針編みの最前線の部分は
トップが鎖編みのようなV字型になっています。
私はそのV字型のすぐ下に針を刺していて、
するとV字をなしている部分の
コットンラフィアに刺さることがあり、
割いて切ってアホ毛を生産していました。
ところが、クラウンの部分に来たら、
コットンラフィアは編み目が締まる性質があって
細編みに隙間ができ、
「ここに刺して!」と言わんばかりの
穴が開いているのを見つけました。
一番上の編み進める細編みは
V字が覆いかぶさって
穴が隠れてしまっているのですが、
この穴が開いているであろう、
V字よりも下の方に針をさしてみたところ、
すんなりと針が刺さるじゃあ〜りませんか。
さらに糸に無理がかからず
糸を傷めずに素のままの状態の糸で編めて、
目が揃って見えて、一石二鳥なのです。
今までごめんよコットンラフィア。。
え、こんなの常識タッタタラリラ?
(*ノ∀`*)ナサケネー
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